2008年10月、早くも立志塾2009年度入試の合格者第1号となった、南さん。1年間の留学と、英検、TOEICというまさに「英語に育てられた」という南さんの超難関上智外国語学部AO 入試の合格について話してもらいました。
高木先生(以下高木)…今回南さんは、一番行きたかった上智大学、しかも外国語学部のAO入試に見事合格したわけだけど、普通、大学は志望通りだけど学部学科とか何かしら妥協することが多い中で、大学も学部も全てに対して完全第一志望だったよね。
南 友里恵さん(以下南)…はい。
高木…それ凄いことだよね、やっぱり。今日は、その夢をかなえるまでのことについて、これからのことについて、後輩のためにぜひ聞かせてください。
南…はい。
高木…まず、上智大学を志望した理由、いつ頃から意識したのかな?
南…もちろん1年生の時から大学名は知っていたし、今の高校からもよく行かれているので、有名だなと思っていました。でも「無理だ」って言われてたので、その時は南山かな、と思ってました。ただ、高校2年目に1年間留学したんですけど、その時留学先に先輩、日本人の方で上智大学の方と話をしたんです。
高木…留学先で上智の人に会ったんだ。
南…はい、旅行で来ていて、その時大学の話とか、英語に対する考え方だとか、いろいろ話を聞いて、あ、こういう人になりたいなと。
高木…凄いかっこいい女性だったんだ。
南…はい、もうホントにきれいな人ですし(笑)。
高木…ホントに、もう容姿もきれいで。
南…はい、もうあこがれですね。今も良くしていただいて。
高木…今も交流がある?
南…はい、ちょうど英語学科の先輩だったので。で、入試の時にも大学の質問とかもさせていただいて。
高木…それは凄いね。もう容姿だけじゃなくて、考え方もしっかりしてて。
南…本当にかっこいい方ですね。留学中にもう既にTOEICが850点くらいあったそうです。ほんとに凄い人なんだなって。
高木…そんなかっこいい人が選んだ大学だから、私も行きたいと。
南…はい。
高木…それが、本格的に上智を意識したきっかけだったわけだ。
南…そうですね、気にし始めて、(留学から)帰って来て、お母さんに「上智が。。。」って言ったら、「無理だよ」って(笑)。
高木…それが留学から帰って来た時だから、何年生のとき?
南…2年生。本当は(留学してなければ)高3です。
高木…で、上智をある程度意識しながら、いずれにしても英語に関する大学という考えがあって、英語に対する意識を高めてずっとやっていたと。
南…はい。
高木…聖マリア高校は、当然学校としても英語に力を入れてて、ハイレベルな内容を提供している学校だけど、上智と言う志望も含めて、高校ではどういう意識で過ごしてたのかな?
南…やっぱり、留学したくて聖マリアに行ったということ、英語がやりたくて他の学校じゃなくて聖マリアに入ったというのがありました。英語や世界に対するあこがれとかが強かったので、そういうことに関してはもう、「負けれないな」って言う感じがありました。特に留学してたことからも、まわりからは「何でも出来る」って言う風に思われるんです。英語だけじゃなく、世界史も何でも。頭いいんだって思われるんですよ。そういうプレッシャーはありましたね。
高木…ほんとに。
南…やっぱり年上なので、頼られることもありました。
高木…年齢のこともあるし、留学から帰って来たってことで、当然あこがれがあるということも含めて、「この人は凄い人なんだ」と。「英語もペラペラにしゃべれるだろうし、もういろんなことが出来る人なんだ」(笑)って思われちゃうわけだ。
南…実際はそうじゃないんです。なのに(そう思われてるから)、普通に留学していない子に抜かされたりすると凄い悔しくて。
高木…なるほど。南さんにとって留学って言うのは、良い意味で「本気」にさせてくれたっていう凄い効果があったんだね。
南…そうかも知れませんね。
高木…そういう中で心の中でも「負けられない」という気持ちで本気になって勉強し始めたと。
南…もう人よりも多く単語を知っていたいとか(笑)。私の知らない単語を友達が勉強してたりするとすっごい悔しくて。
高木…なるほどね〜。そういう形で学校の勉強、英語への意識、且つそういう精神状態もありながら、普通以上に意識して勉強に取り組めたということだね。
南…やっぱり「好き」っていうのがあったと思います。
高木…英語が好きになったきっかけっていうのは何?
南…よく聞かれるんですけど、入試に行った時にも考えました。なんで自分は英語なんだと。もうほんとに小さい時から世界とか英語に興味があって、ひとつには以前私の母が英語を勉強してて、家によく外国人の先生がいらしてたんですね。そういうことがあるかなと思うんです。父もよく海外に行ったりして話を聞かせてくれたり、会社によく外国の方がいらっしゃるとか、そういう部分で興味を持ったと思います。
高木…なるほど。幼少の頃って大事だね、やっぱり。
南…そうですね。覚えてないですけどね。
高木…なんか、こう、一瞬一瞬の出来事によって受ける感情が、その時には深く意識していないんだけど、大人になったらひとつの線につながってた、というようなこと。やっぱり、実体験でその感情を知らないと、例えば南さんの場合、外国の人がよく来てたとかお母さんが英語を勉強してたとかというのがリアルな話だよね。誰々から英語の話を聞いたっていうだけじゃなくて。一瞬一瞬の実体験からくる感情を小さい頃から覚えてて、その積み重ねなんだろうね。だからある意味、英語っていうことに対して「恐れ」っていうものがない。英語が身近だったから、「英語ってそんなに怖いもんじゃないな」っていう感じはあったかもしれないね。
南…そうですね。
高木…話がずれるかもしれないけど、英語が好きになるっていう所から、例えば受験英語という感覚、結局は受験英語だろうが同じなんだけど、とかくこう、文構造だとか、そういう見方で見てしまう日本の受験英語。自分も含めて、読めるんだけどしゃべれない。全て悪いとは思ってないけど、でも良いとも思わない・・・。南さんの英語を理解するという構造はどういう感じなんだろう?
南…う〜ん難しいですね。
高木…でも実際、塾での市進(予備校)の模擬試験でも、南さんは8割9割という成績。予備校の、いわゆる受験英語の問題であっても抜群の結果を出している。「好きな英語」が、受験英語にリンクしている様に思えるんだけど、それはどういうことかな?
南…留学してた時は「とにかくネイティブになろう」と思ってやってました。発音にしてもほんとに口を見て、「どうやって出してるんだろ」という感じで。ネイティブの人にとっては、それは勉強じゃないですよね。
高木…考えるんじゃなくてね。
南…だから読む時でも、音読でやりました。・・・当然日本に帰れないじゃないですか? もう(帰りたいとか)そういうこと何も考えずに、ただ読もう、と思って。
高木…留学先で?
南…そうですね、普通にもう、ネイティブになろうと思って(笑)。でも、日本に帰って来て困った面がありました。
高木…あった?
南…はい、ちょっと戸惑いました。その、受験英語に。やっぱり向こうでしゃべってるだけでは使わないこととかあるじゃないですか、そういう部分では困りました。
高木…具体的には何に戸惑ったのかな?
南…やっぱり難しいイディオムとか。「クジラ構文」とか意味わからないじゃないですか、そういうのが困りました。
高木…はいはい。それって、留学してた時は使わない?
南…クジラ構文について聞いた時には凄いショックで、ネイティブの子に「これわかる?」って聞いたら、「わからない」って。
高木…ほんとに?
南…そんなだったら、なんか・・・本当に覚えるだけいいかなって思いました。
高木…あんなに入り組んだことやっても、逆に遠回りな表現で伝わりにくいのかな。
南…その聞いたネイティブの子が、IQ高いんですよ(笑)。飛び級してるような人で、その子でも「わからない」って言う。なんか本当にショックでしたね。
高木…でも、こういうのはいわゆる受験英語としてあるから、とりあえずやらなくちゃいけないかとか。それはどういう感覚?「これは覚えるしかないんだ」っていう?
南…もう、解いて、覚えてですね。
高木…なるほど、やっぱりそういう事実があるんだ。でも留学から帰って来て、それはそれとしてやったんだ。
南…やりましたね。夏休みとか、自分がそういう所に弱いな、と思って、イディオムの単語集の様なものを一通りやって。もう、そこだけスコーンて抜けてるような感じがして。
高木…なるほど。それも「許せん」って感じで(笑)。
南…そうですね。そこでテストとかでも、点取れないとほんとに悔しくて。
高木…実際に高3になって、受験の校外模試とか、塾の模試でも、点が取れるようになったよね。それは高2の時にそのイディオムとかをじっくりやたから?
南…そうですね、でも私は英語を勉強する時の中心はTOEICなんです。それで新しい単語覚えたりとかしてました。
高木…なるほど、受験ということじゃなくて、TOEICで点数をとるって言う所で勉強していたと。
南…TOEICはほとんど毎回受けてました。もう趣味みたいな感じで(笑)。
高木…そういう中で、塾に行こうと思ったのは?
南…やっぱり、その受験英語がわからないということが、一番ここに来た理由ですね。
高木…英語に限らず、古典とかもね。2年生の9月から来て1年だよね。凄い伸びて来た。
南…はい、偏差値20上がりましたから。
高木…凄いね。
南…はい(笑)。
高木…南さんが偉いなあと思うのは、先生が「古典のこの教材買うといいよ」とか「これやれよ〜」とか何気なく話してから、次のときに「ア、そういえばあの教材用意した」って聞くと、「もう買いました」って。そうやって言われたことコツコツやってたもんね。
南…古典と英語はとりあえず単語をやらなきゃなと思ったので、愛知県の友達と電話でいつもチェックし合ってやってました。
高木…ほんとに?
南…毎晩電話して、今日は何ページから何ページって決めて、お互いに単語出し合ってテストしたりしてました。
高木…そうやって支え合うって言うか、良い意味でのライバルがいたんだ。
南…はい、もうさぼれないじゃないですか。お互いに責任があるし、毎日やらなきゃいけないし。
高木…なるほどねえ。
南…それでもう、古典は大分助かりましたね。漢文も、先生に勧められたあの「ヤマのヤマ」、あれを相手の子にも買ってもらってやってました。
高木…そうやってやるうちに、3年生になって市進の予備校授業が始まって、南さんとしてはTOEICが勉強の中心だったんだけど、受験英語に限らず、塾の流れが南さんにとって、どんなことがプラスになったかな。
南…まず、塾に毎日来るようになったことがペースになりましたし・・・。
高木…あ、それがね、言ってほしかった(笑)。それがほんとにね、塾で合格を勝ち取る人の100%がそう。塾に入るっていうのは、まあ、塾に来る権利があるるっていうことだよね、言ってみれば。たとえばさ、去年の加藤君(慶応大学合格)もそう。逆転して合格した生徒はみんなそうなんだけど、以前早稲田合格したコウキっていう生徒がいたんだけど、彼は部活があったり、文化祭の準備があったりで学校から終電で帰って来て、10時に塾について30分しか塾にいられない、それでも必ず塾に来てた。さっきの電話のやり取りの話じゃないけど、たとえちょっとでもここ(塾)に来てやったんだという意識を持っていたかった。自分のペースがぶれるのがいやだからなんだろうけけど。それだと思うんだよ。
南…そうですね。家へそのまま帰っちゃうと、「とりあえずくつろいで」と思って、そのままになっちゃうじゃないですか。でも、ちょっとでも塾に寄って帰ると、その延長で、家に帰ってもすぐに勉強に取りかかれたりするんです。
高木…なるほど〜。
南…それが一番変わったことです。受験生なんだなっていう気持ちがついてきて。
高木…そうか、たとえば塾にきて仮に7時だとか早く帰っても、その感覚が残ってるから、そのまま例えば家でご飯食べて少しゆっくりしても、すぐに勉強モードにきりかえられると。
南…そうですね、塾でやってた内容が気になったりして。
高木…なるほどね。だから立志塾に入って変わったというのは、その自分の勉強のペースメーカーが出来たということ。
南…意識が出てきましたね。
高木…それはぜひ言ってほしいことだよ(笑)。あと、塾に入って自分の勉強、塾の勉強をする中、あるいはその他のことでも、特に印象に残ってることってある?
南…そうですね。あれはすごく良かったですね、3月にアーラで行われたセミナー、あの中で紹介していただいた参考書は参考になりました。横山先生の「ロジカルリーディング」。私は本当に(英語が)感覚だったので、すごく変わりましたね。
高木…本当に?
南…「段落を意識する」ということが本当にできるようになってきました。それまでは長文を解く時も、段落を見るって言う感覚はなくて、物語を読むような感覚で頭に入って来て、問題を問われても「どうだったかな〜」って言う感じだったんです。そこがあの本を読んで変わりました。
高木…そういう、ちょっとずつのことが(積み重なれば)そのすごく大きいことだもんね。
南…はい。それからはエッセイを書く時でも段落を意識することができるようになったので、それは上智大学の入試でもすごく役に立ったと思います。
高木…南さんにとってこの塾に入って良かったことは?
南…何より、意識が出たことですね。学校はあまり「受験」って言う感じではないので、指定校推薦で大学に行く子も多くて。自分もそうかなと思ってましたし・・・。受験ってこういうもんなんだ。本当に参考書を買って解くっていう、こういうことをするんだって(笑)。当たり前のことでしょうけど。
高木…「みんなこうやってやってるんだ」って言うことが知れたと(笑)。
南…(塾の)みんなほんとにまじめで一生懸命でしたし。
高木…みんな本気でがっついてるからね(笑)。可児高・加茂高・帝京・美濃加茂、聖マリアもそうだし、いろんな学校から来てるので、それぞれ立ち位置が違うからね。それぞれ毛色があって(笑)、けれども、みんなの意思は統一したものがあって、本気でやっているという感じ。そこに身を浸してみると、「アレ?」って気付くみたいにね。
南…そうですね。上智のすごさもそんなにわかってなくて、「まあ行けるかな」と思ってたんです(笑)。でほんとに受験に浸って来て、いろんな情報を見たりして、よく広告にしろ「早慶上智」とか書いてあるじゃないですか。ほんとに難しいんだなって(笑)。塾の中でまわりを見て「ほんとにやらなきゃ」って意識が変わりました。
高木…そのきっかけって結構大きいよね。そういうきっかけの存在になりたいなっていつも思っているから。やるのは結局自分だと思う、塾なんてのは1のきっかけでしかあり得ないと。でも1のきっかけで9を自分でやれるパワーをあげたいなという意識があるから。それは本当にうれしいね。立志塾に対する最大の褒め言葉です(笑)。
南…(笑)やっぱり上智はほんとに凄いって事に気付いて、特に英語学科ってほんとに英語をやりたい人が行く所じゃないですか。だからほんとに凄い英語が出来ていないといけないなって言うのがわかって、テストでも「満点とらないと絶対行けない」、模試とかでも「学年1位とりたい」って、思うようになったりして、自分で盛り上がってきました(笑)。
高木…南さんが、自分が合格まで経験して来た中で、後輩にアドバイスがあればお願いします。
南…今回の受験を通して、凄く人が大切だなってことに気付きました。その友達と電話してたこともそうなんですが、そういう存在がないと出来ないなって。1人じゃないんだと思える存在。その友達もそう言ってて、「ほんとに家族がいてくれてよかった」とか。まわりに同じ目標に向かってる友達がいるので、参考書のおすすめを紹介しあったり、勉強の仕方を教えてもらったり。そういう部分でほんとに友達とか家族とか大切だなと思いました。やっぱり1人でこもって勉強してると無理だなと思いますね。
高木…なるほど。だからあえて外に出てみて、例えば塾って言っちゃうけど、今までの自分の流れと全く違う所に踏み出してやったりとか、自分1人だけじゃなくてまわりを意識してやるってことが大事だと。
南…そうですね。私はほんとにいろんな人に出会って、考えを深めて来たので、そう言う部分で、ほんとに出会いって言うのが私には大切でした。上智を目指すきっかけになったのもそうですし、他にもいろんな、例えば人に対する感謝の気持ちとか宗教観とかも人に出会って話して深まってるんですね、今でも。だから、いろんな人と出会って話してほしいですね。
高木…そうだね。当然、みんな行きたい大学を目指すんだけど、特にこの立志塾は、自分の現状で判断するんじゃなくて、「ここに行くんだ!」っていう気持ちで勉強する精神力の塾だからね(笑)。でもやっぱり世間を見ずに、現状で「まあ、こんなもんかな」っていう感じで自分で自分のことを決めちゃう状況があると思うんだよね。そう言う子達に聞いてほしいね。
南…私が楽観的っていうのもあるんですけど、絶対受かるって、なんか・・「わかってた」っていうか「信じてた」っていうか。いつもそのことばかり考えてて、いつも妄想してたっていうか(笑)。自分が大学に入ってから、サークルとかどうしようかとか、そう言う先のことばかり考えてて、受験どうしようかというよりもその先でした。
高木…なるほどね、ほんとに成功哲学だね(笑)。もう、「入った」という設定で物事を考えてる。そういうことね。
南…それでその友達も、東京の大学を目指してたので、もう2人とも受かる気満々で、「じゃこんど新宿で集合ね」みたいなことを話してました(笑)。
高木…そうやって、もう「入った」という頭で思い込んでるから、実際現実を見て、「あれ、上智って難しいんだ」そうわかっても、「いや、でも入ったっていう設定になってるから、やるしかないんだ、やりますよ」と(笑)。
南…怖かったですけど、不安もありましたし。
高木…それは当然あるよね。
南…でもなんか、併願とか考えるのは凄く嫌で、やりたいことはそこにしかないかなって思ってました。妥協はしたくなかった。だから、やっぱり合格してから成功している自分を考えて、そうするとどうしてもそこに行かなきゃ行けなくなる。
高木…なるほどね。
南…それ考えたらもうやるしかないじゃないですか。
高木…そうだね。そこを考えなさい、と言うことね。ダメな所を見るんじゃなくて、そこに入ったワクワク感を体感してみてよ、と。
南…私も悩んだ時期があったので、悩んでると勉強できなくなる、する気も起こらないし集中できないし。やっぱりずっと前を見ててほしいですね。
高木…ほんとそう思う。受かるやつはみんなそう思ってる。「なんでか知らないけど俺受かる」ってね(笑)。
南…私も結果出るまでずっと言ってました。「私受かった」って(笑)。不思議と緊張もしなかったし。面接でも、自分がこれだけ行きたい気持ちを聞いてもらえるんだと思うと、凄いワクワクしてました。
高木…凄いね(笑)。
高木…あとは今後、上智大学へ入って、将来的にどんな展望を持ってる?
南…う〜ん、私実は、あまり職業的な夢はないんです。ほんとに英語が好きなので、もうほんとにネイティブになりたいんです(笑)。
高木…なるほど(笑)。
南…私本当に出会いがあってよかったなと思うんですけど、いろんな人と出会っていろんな考えを深めて来たので。世界中の人と話してそう言う考えをもっと深めたいんです。
高木…その手段の言語ツールとして英語を、というかもう「言語」と言うよりは「自分の物」という。日本人同士が日本語で伝わるよね、話が。ほんとにその領域にしたいということね。
南…もうほんとに英語を道具として、世界を見たいんです。英語を勉強して来て留学して、英語を軸として、いろんな人に出会って来たので、これからも英語を軸としていろんなものが見たいな、と。ほんとにもう英語が凄い大切なので。
高木…自分の大切なものを、ほんとにもっと、当たり前のごとく磨きをかけますよ、ということだよね。
南…英語で人生貫くしかないな、と(笑)。
高木…ほんとにそうだよね、英語を貫いて来たから上智っていう所にも入れたわけだし。だから英語が南さんを育ててくれた。そんな感じだね。
南…ほんとにそうです。凄いいろんな糧を与えてくくれて。それで留学から帰って来たら変わったって言われて。多分英語がこれからも私を変えてくれると思います(笑)。
高木…なるほど。だから愛せるよね、もっと愛したくなるよね。ありがとう。今日はほんとにすばらしい話を聞かせてくれました。
●評定4.0以上
●英検準1級以上
●TOEIC700以上。
この基準をクリアしなければ受験さえさせてもら
えません。彼女は当然クリア。本番は、面接、小論文、リスニング。彼女曰く、「帰国子女
の子が多くて、休み時間も英語で会話している子ばかりで、もう本当にあせりました。」と。
そんなツワモノぞろいの中での合格です。おめでとう!本当に志望していた大学に合格。こ
れからの人生、ワクワクするね。(高木/2008年11月)
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